
病棟経験しかないからやっていけるか不安・・・



健診センターは採血が命!って聞くけどほんと?



看護師歴が長くても、初めての分野で働くのはやっぱり緊張するよね!
病棟勤務の看護師に比べると、健診センターで働いている看護師は数が少ないため、周りには意外といなかったりします。
そこで今回は健診センターで働いてきた筆者が仕事内容などの実際をお伝えします!
これを読めば健診センターで働く看護師のイメージがしやすくなるため、転職の幅が広がるかもしれません!
健診センターとは?


ここでは簡単に健診センターについてご説明します。
お分かりだと思いますが、健診センターは健康診断や人間ドッグを行う施設です。
企業に所属している人は年に1回、健康診断を受ける義務があります。
また、人間ドックも健康診断の一部ですが、更に多くの項目を検査することができます。
例えば
- CT
- 胃カメラ
- 脳ドック
- 子宮頸がん検診、子宮体がん検診
などなど・・・。施設によって受けれる項目は変わってきます。
来られる方の特徴としては
- 提携している企業の職員(社長や管理職者も)
- 個人で直接予約をされた方
など健康な方がほとんどです。
また、健診センターは患者さんではなくお客様になるため、病院以上に接遇や言葉遣いが大切になってきます。
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健診センター看護師の仕事内容


上記のように、健康診断がメインのため仕事内容は限られてきます。
仕事内容
- 問診
- 身長体重、腹囲測定
- 血圧測定
- 視力、聴力検査
- 採血
- 子宮頸がん検診の介助
- 乳がん検診の介助
- 内視鏡検査の介助
- 脳ドックの介助
- 健診結果の処理 などなど
※施設によっては、インフルエンザのワクチン接種業務、外来業務などもあります。
病棟に比べるとやることはかなり減るので体力的な負担はかなり軽減されます!
採血スキルはあった方が就職には有利


採血スキルは必須と言っても過言ではありません。



私は面接の時に「採血に自信はありますか?」と聞かれました!
実際に健診センターには多い場所ですと1日に200人程の方が来られる施設もあります。
ですが、採血担当になれば2〜3名で上記の人数の採血をしなければなりません。
そのため採血スピードも求められます。
また、若い方や注射が苦手な方は採血途中で迷走神経反射を起こすこともあり、看護師1人が手を取られてしまうことも・・・。
ですが、来られている方は健康な方がほとんどなので、血管もモリモリ!!
病棟で血管の細いお年寄りの採血を経験していればなんてことありません
採血スキルは求められるけど、弾力のある血管がほとんどで安心!
施設内健診と巡回健診の2つがある
仕事内容は限られていますが、健診は施設内健診と健診バスで自治体や企業を回る巡回健診があります。
施設内健診の仕事内容は上記でも記載した内容全般を実施できますが、巡回健診の仕事内容は限られています。
主な巡回健診の仕事内容
- 問診
- 身長、体重、血圧測定
- 採血
- レントゲン など
検査の種類は少ないですが行く職員の人数も少ないため、特に採血スキルは重要となってきます。
また、さまざまな場所に出向くため、集合時間は朝6時などと早いですが、終了時間も早くなることが多いです。
ほとんどがルーティン業務
健診業務は決まっているので仕事内容を覚えたら、日々業務をこなすという1日になります。
また、迷走神経反射で倒れる方の数は少なく、急変もほとんどありません。
そのためスキルアップを目指している方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
ですが病棟のような忙しさはないため、安定して働くことができます。



健診センターは「早く回す!」という点での忙しさはあります。
検査介助だけではなく、PC業務などの事務作業も
健診センターの看護師は検査介助以外に、健診の結果のPC入力や取り込み、書類の作成などもします。
そのためPCスキルもあると、スムーズに業務を行うことができます。
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健診センター看護師 1日の流れ


ここでは実際に私が働いていた職場の流れをお教えします。
施設内健診センターになりますが、似たような流れがほとんどです。
大体15分前に出勤。各自その日の予約人数と業務の内容、特記事項を確認。
それぞれの業務に分かれて、各々時間内に終わるよう仕事をこなしていきます。
午前中は内視鏡の検査を含む人間ドックが多いです。
ここで午前中にできなかった物品の補充などを行います。
私の職場は比較的短時間で終わる健康診断が多いです。
予約人数が多ければ16時ごろまで続いてますが、終わり次第結果の入力などをしていました。
予約者ばかりのため、残業はほとんどありません。



巡回健診は時間帯が少し変わってきます!


健診センター看護師のデメリット・メリット


ここでは実際に働いて感じたメリット・デメリットについてお伝えします。
デメリット
- ルーティンワークのため物足りなさを感じる
- 健康な人がほとんどのため、採血時に失敗しないでね!というプレッシャーを感じる時がある
- 夜勤がない分、給料が少ない
ルーティンワークのため物足りなさを感じる
日々の業務内容は毎日変わらないため、スキルアップをしたい方には少し退屈と感じるかもしれません。
採血時のプレッシャー
病院とは違い、健康で注射をするのは年に1回という方がほとんどです。
そのため注射が苦手な人も多く、「一発でとってください!」と言われる方も多々います。
そのような時にはかなりのプレッシャーを感じてしまいます・・・。
お給料が少ない
検診センターは夜勤がないため月給は20〜25万円前後。
そのため手取りは20万円を切ることも。年収で見ても250〜350万円前後なので夜勤分を考えると100万円近く下がります。
メリット
- オムツ交換などのケアはなく、清潔な業務内容が多い
- 接遇スキルが身に付く
- 予約制のため、ほとんど残業がない
- カレンダー通りの休みでプライベートが充実しやすい
清潔な業務が多い
オムツ交換など不潔操作はほとんどないため、仕事が終わった後は清潔な状態でどこでも出かけることができます。
接遇スキルが身に付く
健診センターの看護師は接客業と言っても過言ではありません。そのため今までは使わなかったような敬語・謙譲語を自然と使うようになります。
残業がほとんどない
予約制のため、トラブルがなければほぼ定時終了となります。そのため夕方から有意義に過ごすことができます。
カレンダー通りの休みでプライベートも充実
祝日はどこの健診施設もお休みのところがいいです。中にはゴールデンウィークやお盆、お正月など連続休暇を取れるところもあるため、旅行やキャンプへ行くなどプライベートが充実します。
スキルアップやお給料を重視している方には微妙かもしれませんが、家庭との両立などプライベートを充実させたい方にとってはメリットの方が多くあります。
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健診センターは狭き門!転職はエージェントを利用しよう!
病院は山のようにありますが、健診センターは病院や介護施設などに比べるとそう多くはありません。
ですが、転職ではとても人気の高い施設。自力で探してもなかなか見つけることができません。
そのため、健診センターへの転職を考えている方は転職サイトの利用をオススメします!


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